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ラフターの価値は単数であり、複数2022.09.24

こんにちは。矢野です。

今日は朝から西陣店に入っております。
桂川イオンには三輪が入っております。

三連休の中日で今日はお天気もいいのでお出かけするという方が多いのではないでしょうか。

そういえば桂川イオンでのイベントですがこれがどういうものかというと、今イオン全体がSDGs週間というのをやっていて、全国のイオンでSDGsキャンペーンをしていて、その中で桂川イオンはマルシェとワークショップをやっています。そのマルシェの方に誘っていただいてラフターが出店しているということなんです。

最近ではもう当たり前のようにSDGsやサスティナブル、エシカルなんて言葉が街中でもよく耳にすることが増えましたね。ちょっと前まではこういう取り組みはNPOだったり公共の組織の領域だったものが、今では民間の会社がビジネスの中に取り込んでアピールするようになりました。

それで僕らもタイのチャーリーさんから直接豆を輸入していることもあってそういう括りでよくイベントに出させていただいたり、紹介してもらったり、周りから言ってもらったりするのですが、僕自身の思いとしてはそれを第一の価値にはしたくないというかしていないです。

チャーリーさんのコーヒーを扱ってるのも単純にチャーリーさんのコーヒーが好きで、チャーリーさんが好きでやってるだけですし、やっぱり一番はお客さんから美味しいと思ってもらったり、ラフターっていうブランドをなんとなくかっこいいと思ってもらいたいっていうのがあって、その奥でこういうこともやってるんですよ。というスタンスでいたいなと常々思っています。

とはいえなかなかそういう文脈で呼んでもらえるコーヒー屋さんって多くないと思うので、これはありがたい限り。自分からアピールすることはないですが、周りからそのようにいっていただくことは有り難く頂戴します。笑

アートはその作品ができた時に価値が生まれるんじゃなくて、鑑賞する人がいて、その人がその作品をみて価値を感じるときに作品の価値も生まれると、つまり創作者だけで作ってるんじゃなくて観る人と一緒に作っているわけで、観る人の数だけいろんな価値が生まれるという言葉を耳にしたことがあります。

僕はこの言葉にいたく共感して、僕たちがやってる仕事もそうだなと。
僕が作りたい思い描いてるラフターがあるけど、多分来てくれてるお客さんの数だけ魅力に感じている部分は違うだろうし、ラフターってこういうブランドだよねという感じ方も見え方も全く同じなんてものはないんだと思います。

自分が思う通りに思ってもらえないと嫌ということは全くないし、逆にお客さんから自分たちの価値を教えてもらうこともよくあります。

そうやってみんなでラフターを育てて行けたらいいなぁと思いますね。