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「物欲」ってありますか?2023.02.17

こんにちは。矢野です。

先にお知らせです。
2月のシーズナルビーンズ、バレンタインブレンドが西陣店、賀茂川店の店頭、オンラインショップにて販売中です。
この期間だけの特別なコーヒーを是非チェックしてみてください。

バレンタインブレンド
https://laughter-coffee.com/product/product-5708/

 

そして2月18日(土)、19日(日)の二日間は宝ヶ池にある結婚式場アイネスヴィラノッツェ宝ヶ池にてアウトドアイベントです!
Laughterはスノーピークのコーヒーギアを使用して淹れたてコーヒーを提供します。
是非遊びにきてください!
※イベントに伴って二日間西陣店をお休みします。コーヒー豆をご購入の際には賀茂川店までお越しください。


今週末日曜日は京都マラソンらしいです。
ルートを見てると北大路橋まではくるみたいなので賀茂川店から走ってるのが見えるのか見えないのか。
そしてお客さんの感じはどうなんでしょうか。特に対策とかは何も考えてないですが、沿道で応援する人が多いなら結構テイクアウトが増えたりしそうですが。
店から見えるのか見えないのかわかりませんがもし見えるんだったら特等席かもしれません。

 

ところで皆さん「物欲」はありますでしょうか。

僕は結構ある方だと思うんですけど、物欲と聞くと真っ先に思いつくのが服とかアクセサリーとか靴とか身につける装飾品。僕も服とか大好きなのでいくらでも欲しいのですが、ふとこの物欲ってどこから湧いてくるものなんだろうと思って。3代欲求の食欲、睡眠欲、性欲は生きるために必要なものなのでわかりやすいですが、じゃあ物欲(今回は装飾品に絞ります)って何を起源にしているものなのか。

おそらく一番大きいのは性欲に起因しているのではというもので、要は異性にアピールするために着飾ろうとしてるんじゃないかということですが、僕は誰に見せるわけでもなくおしゃれしたいし、自分の気に入ったものに身を包まれていることが快感なので一概にモテるためということではない気がします。

とするとこれはもはや「装飾欲」という全く孤立した一つの欲求なのではないでしょうか。

こういう装飾欲は一見世の中が豊かになってきて余暇の時間が増えたことによって生まれたもののように感じますが、実は太古の昔から存在しているんです。

ビンテージアクセサリーとか実物目にしたことありますか?
有名なのでいうとエチオピアンビーンズとかっていうのがあって、今だとビーズっていうとプラスチックだったり樹脂だったりが一般的ですが、これの本物は確か石でできてて、経年変化とともに色が変化するんですよ。僕が見たやつは赤っぽい感じだったんですが、この色が天然の色なのでくすんだ感じなんですが、これがなんとも綺麗で。しかも石だからめちゃくちゃ重い。あとはそれこそタイのアカ族の衣装についてる金属の装飾品とか。これも今では全然手に入らないみたいですが、これらの何が面白いかって、この装飾をしていたのは王族とかの金持ちじゃない人たちも着飾ることを楽しんでいたということ。

当たり前のごとく貧しくて何かと交換で食べ物や生活を守らないといけない場合であってもこの装飾品は渡さず持っている人たちも多かったんだとか。残念なことに時代の流れとともに手放さざる終えなくなってしまったものも多いようですが、そこまでしてでも着飾ること、おしゃれすることを楽しんでいる人たちというのは昔からいたわけですね。だからこの装飾欲というのはもう人間のDNAに深く刻まれたものなのかもしれません。

こういったビンテージアクセサリーって今買うと結構なお値段になるんですが、将来お金の余裕ができた時、もちろん有名なブランドの商品も素晴らしいですが、こう言った歴史や文化から生まれたものの価値をしっかり感じ取れるものを手に取れるような感性を持ち続けていたいです。