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街の文化はカフェから作られる2022.08.08

こんにちは。矢野です。

毎週日曜日更新のラフラジ第26回が公開しました。
https://anchor.fm/laughter8

今回は前回話していた通り、三輪さんが予定していたライブがキャンセルになってしまったので急遽東京を旅することになり、その東京紀行の様子を聞こうと言う回でした。予想以上に充実した1日だったようで聞いてる方も楽しいものでしたが、やっぱり京都よりも圧倒的に夢を追ってる若者が多いまちだなと思いました。
詳しくはラジオの方で聞いてみてください。

 

さて、先程東京は夢を追ってる若者が多いと言いましたが、京都にもいないわけではなく、むしろ僕はよく出会っている方だと思いますが、京都の場合は大学が多いと言うのもあるのかもしれませんが、活動拠点が大学の中で完結してしまってる場合が多いというか完結してしまえるというか。つまりあまり目にすることがなく実感することが少ないような気がします。

その分東京はこの店とか、このスポット、この街と言う感じで同じようなマインドだったりカルチャーを持ってる人が集まる場所が明確にあって、それがすごく目につきやすくてわかりやすい(と思う)。

それが蓄積していって街の色ができていくような感じがします。
「街の文化はカフェから作られる」と言う言葉をどこかで聞いたことがありますが本当にその通り。
最近では利便性を追求したテイクアウト専門店が駅なんかに多くできてきていますが(それはそれで素晴らしい)、僕はコーヒーを通して文化を作るような店を作りたいと常々考えています。

ヨーロッパではフランス革命に代表される市民革命以後、芸術など様々な表現行為が一般に普及していったとき、若者は盛んにカフェに集って創作活動や将来のこと、それから政治などいろんなことを一日中語り明かしたと言いますし、その時代にはサロンと呼ばれる絵画などの展覧会もカフェで行われていました。

日本でも一昔前の喫茶店はそのような役割を担っていたのだろうと思いますが、現在は様々なものが分業化されていて選択肢が多すぎるので、なかなか一箇所に蓄積すると言うことは難しいのかもしれません。

でも僕は西陣の街でLaughterがその役割を担うようなコーヒー屋になれると思っているし、なれるためにこれからも頑張ります。