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京都現代美術館「エリオット・アーウィット展」行きました2023.03.11
こんにちは。矢野です。
先にお知らせ。
3/30~4/2の四日間、Laughter KAMOGAWAstandにて夜桜見ながら夜営業します!
夜営業定番のコーヒーカクテルやモクテル、ワインはもちろん、今回はフードも一部作りに来てもらったり、ビールサーバーでビールを入れたりテラスを開放してオシャレビアガーデンをしようと思っています。
ぜひ日程だけでも押さえておいてください!
さて、前回の続きで城南宮から次に向かったのは四条通り沿いの八坂神社少し手前、お土産物屋さんが立ち並ぶエリアに混じって京都現代美術館という細長いビルになっている美術館があります。
ここで現在行われているのが「エリオット・アーウィット展」。
エリオット・アーウィットは写真家で僕もこれを見に行くまではどんな写真家なのかあまり知らなかったんですが、有名なやつでいうとマリリンモンローが足元の通気口からの風で捲れ上がるスカートを手で押さえている写真。おそらく誰もが一度は見たことがあるであろうあの写真を撮ったのがエリオットです。
エリオットは若くして成功しているのですが、大統領執務室のフリーパスを与えられており、さまざまな歴史的な転換期などに立ち会っていて、パブリックジャーナリストのような側面も持ち合わせています。その写真からはリアルにその当時の緊張感が伝わってきますが、一方で何気ないある若者たちの日常を切り取った一枚からは柔和な雰囲気が伝わってくる、本当に素晴らしい写真でした。
早速ファンになりました。
会期は3月末まで延期されているみたいなのでぜひ行って見てください。
エリオットとは関係ないですが、自分が最近フィルムカメラを撮るようになったのはある写真展がきっかけです。
それは全然違うアート展を目当てに京都近代美術館に行った時。
京都近代美術館は企画展をするとき、そのチケットで同じフロアにある別の展示も見ることができるんです。
その時もある展示を見るために行ったんですが、ついでに他のものも見て回っていて、その中に第一次世界大戦中のスペインで撮られた戦場カメラマンの展示をしていました。
それまで写真にはあまり興味がなかったんですが、その写真たちから伝わるリアルな緊張感に衝撃を受けて、本来目的としていた展示よりも圧倒的に引き込まれてずっと写真を眺めていたんです。
その時に絵画から伝わるものと写真から伝わるものでは全く質が違うし、写真という手法だからこそ伝えられる表現があるんだということに強く感銘を受けて、それから写真に興味を持つようになりました。
そんなエリオットの写真展から次は京都市役所近くにあるCBDカフェへ。
それはまた次回。
それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしています!