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コーヒー豆の生育環境2023.04.27

こんにちは。矢野です。

ちょっと風邪をひいてしまいました。
大したものではなくちょっと喉が痛くて痰が絡むくらいで熱も全くないのでご安心ください。

先週くらいからちょっと疲れやすかったり思い返すと不穏な感じはあったんですが、やってしまいました。。
聞くところによると今ものすごくこの喉が痛くなる風邪が流行っているみたいです。
皆様お気をつけください。

 

さて、コーヒー豆には適した生育環境というのがありまして、赤道直下25度前後くらいの(温暖化の影響でどんどん広がっているみたいなので今はどれくらいまで来てるんだろう)熱帯地域で標高が800m以上ある寒暖差の強いところ。品種によってもこの辺りは変化しますが。

そして雨季と乾季の1年での入れ替わりを1サイクルとして収穫をして出荷します。基本1年で1度出荷されるところが多いですが、たまに1年の中で雨季と乾季が2回来るところがあって、そこでは年2回収穫できるということです。

このサイクルにも地方ごとに差があるので、大体何月頃にここの豆が入ってきてという時期があるので割とどこのお店でもシーズンによって同じになるのはそんな理由もあったりすると思います。

大体ニュークロップと言って、新年度の豆の方が価値あるとされており、旧年度の豆をオールドクロップと言ってどんどん豆としての本来的な価値は下がっていきます。生豆は腐らないのですが、豆の水分量が減っていきます。この水分量がコーヒーのみずみずしい果実感に直結しているので、浅煎りが主流となりつつある現在のコーヒー業界では、特にスペシャルティグレードにおいて、ニュークロップの価値が上がるというわけですね。

ただことはそんなに単純ではなくて、とれたて過ぎても水っぽくて酸っぱかったり、深煎りにするならかなり寝かせてから飲んだ方が美味しかったり、言っても嗜好品なのであまりそういう理屈には縛られずに楽しんでもらいたいのが僕の本音です。

プロとして豆を仕入れる際にはしっかりとした品質のものを見極めなければいけないのでこの辺りのことも知っておかないといけないということですね。

ただお客様に販売する時にはこの通りではないというのが面白いところ。

珈琲屋さんに行った時にはなんでこういうラインナップにしているのかを聞いてみるのもお店の違いが出て面白いと思いますよ。

 

それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしています☕️