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文明的需要が飽和し、文化的需要の時代へ2025.12.26

メリークリスマス!!🎄
が終わった次の日。

ということで久しぶりにブログ書いてます。
みなさまお元気でしょうか?

僕は元気ですよ。
僕はクリスマスとは無縁の生活を送っておりますが。

もうこの時期になってくると年末調整とかが出てきますからね。
さらに今年は新しい会社で新しい店舗を作って社員とアルバイトが増えましたので税務やら労務やら細々とした事務作業に忙殺されておりますよ。

プレッシャーも何倍にも膨れ上がってですね禿げそうです。
と言いながら禿げそうなのはプレッシャーとかではなく苦手な人のケアとか事務作業とかによってですがね。

僕は強烈に実現したものがあるのでそのためにこのフェーズは耐え抜くしかないと腹を括って今は頑張っていますが、いずれは鎌倉あたりに移住して海を眺めがら大型犬とゆっくり散歩して読書して絵を描くような優雅な暮らしがしたいものです。


この12月いたるところから不況を喘ぐ声が聞こえてきます。
SNSを開けば閉店のお知らせだらけ。人と会えば売り上げが前年比大幅割れ。
なんだかんだそんな中でいつも通り仕事をさせていただいているこの環境に心底感謝していると同時に明日は我が身感がすごいです。

今年12月の倒産件数はどえらいことになっており、これは閑散期も相まって1月、2月もずるずると続いていくでしょうね。

商売をしている方で今楽観的におられる方はいないのではないでしょうか。
それくらいの時期に差し掛かっていると思います。

 

そうやって世間を見ていますとこの取って食われてみたいな現状の社会構造に違和感を抱くことも少なくありません。

そもそも現在の資本主義は富の総量が増え続けることを前提に組み立てられているわけですよね。近代あたりまでは良かったかもしれませんが、すでに世界の人口は今は増えていますが、出生率を見ると明確に減少トレンドに入っています。つまり増加率はどんどん小さくなっていて、2100年くらいに100億人くらいになったらそこからは減少しだすわけです。

さらに資源に関しても地球という限られたキャパの中で生きているわけですからここにも当然限界はある。そう考えると今の資本主義のあり方は確実に合わなくなってくる。

インターネットやAIなどの技術的なとんでもないイノベーション。確かにこれ自体はすごいことですが、これほどのインパクト持ってしても、市場自体が大きくなったわけではなくゲームの仕方が変わっただけで結局は既存のパイを奪い合っただけ。

日本の広告業界を例に挙げると元々7兆円くらいの市場規模があったところにGoogleやFacebookなど巨大なweb広告が参入してきたことで、広告市場は大きくなったように思われることもいるかもしれませんが、実際はその大半がそれらweb広告に置き換わっただけで市場規模はむしろ6兆何億円に縮小したそうです。

ものには「普遍的に必要なもの」と「相対的に他人よりも優位に立つために必要なもの」の2種類あり、前者はすでに飽和しました。この前者はいわゆる人間の文明発展的需要と言えるかもしれません。つまり人間の文明としての発展はもういくところまで行ったということですよね。

残るは後者の需要だけ。つまり本当は必要ではないけど必要であるかのように見せつけてモノを売ろうとしているのがマーケティングと呼ばれるモノであり、現在の資本主義の正体と言って差し支えないのではないでしょうか。

なんて小難しい話をしてしまいましたがこれから求められるものは精神的な充足感を与えてくれる文化的需要を満たすモノだと思うのです。

それがなんなのか。
まだ答えは見えきっていませんが、今良い線まで来てる気がするんですよね。
そんな答え探しをする年末年始になりそうです。