laughter

NEWS

コーヒー店の差別化2021.02.14

こんにちわ。矢野です。

今日は3月のとあるお仕事のために東京に来ています。
飲みにいくわけにもいかずホテルに閉じこもっています。。

先にお知らせ。
2月19日(金)の朝7時15分頃KBS京都ラジオの「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演します。
この番組は創業して間もない頃に一度出演させていただいていてその頃はまだまだ駆け出しだったので(今でもですが)とにかくタイのコーヒーのことしゃべらないとという感じで頑張って話したのを覚えています。

それから約2年経ってまた呼んでいただけるのは本当に嬉しい限りです。今回はアカイノロシとしてではなくLaughterとして出演しますのでタイのコーヒーというよりかは西陣という場所に店をオープンした経緯やそこからどんな繋がりや空間が生まれているかというところに焦点を当ててお話さえていただきます。

お時間合えば出勤前などに是非聞いてみてください。

さて、本題に入ります。
今日のテーマは「コーヒー店の差別化」。

コーヒー以外のお店に対しても言えることも多いと思いますが、うちもコーヒー屋なのでコーヒー店に絞ってお話ししよう思います。

最近店の方もペースが掴めてきて僕は外に出ることが増えて出先でコーヒー屋さんに入ることが多くなったこともあって、すごく僕自身感じていることの一つです。

まず共通点から。
一つ目は出店場所。何といってもここ数年でコーヒー自家焙煎店がめちゃめちゃ増えました。どのエリアにも二つ三つは必ずあると思います。(今回の話の中でいうコーヒー店とはコーヒー自家焙煎店のことで統一しておきます。)

二つ目はどこも美味しい。本当に美味しい。若干の価格差や浅煎りが多い店、深煎りが多い店などはありますが、美味しくない店なんてホントにないです。どこも美味しい。

三つ目は店がおしゃれ。皆さんこだわりを持ってお店作りされているので、どのお店もちゃんとその店の色を感じることができます。

四つ目は豆のラインナップ。これは仕方のない部分も多いと思いますが、やっぱりロースターが仕入れられる豆は最近海外の企業の日本代理店ができてきたりして選択肢が徐々に増えてきたとはいえ、やはり注文してから豆が来るまでの時間や送料、価格、あと圧倒的にマイクロロースターが多い中で10kg以下の小分け販売に対応しているかなど考慮すればかなり絞られてしまいます。

今ざっと上げただけでもこんなにも共通項が多い。コーヒー市場は今も拡大し続けている巨大マーケットですが、その分参入障壁が低いので競合が多すぎて店のコンセプトや豆の品種、クオリティ等では完全に差別化することはほぼ不可能といってもいいと思います。

でもその中でも人気になっていく店というのは確実にあって、でもそういう店っていって冷静に見てみると「何がそんな人気なのかいまいちわからない」ことが多い。だから表面的には出てこないところに差別化のポイントがあるのだと思います。

具体的には「動機」「経緯」「人柄」これだと思います。
これだけネットで簡単に情報収集ができてしまう今の時代ではどれだけ尖ったコンセプトを立てようと革新的なアイデアを思いつこうとかっこいい空間や演出をしようとすぐに模倣されてしまうし、相手の方が資本力があった場合には瞬く間に追い抜かれてしまう。

でも始めた動機やそこに至った経緯、人間性や個性は模倣することはできません。そういう部分が徐々に世に知れていく中で人を惹きつけ、結果的に唯一の魅力やブランドにつながっていくんじゃないかと思います。

ということで本日のテーマ「コーヒー店の差別化」でした。

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