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お店で飲むコーヒーが美味しい理由2022.02.18

こんにちは。矢野です。

最近は何によってなのかドリップを飲みに来てくださるお客様が増えています。席数も少ないのでタイミングによってはすぐ満席になってしまうので、相席になってもらうこともたまにあるのですが、その点はご理解いただけると幸いです。

いや、誰かに文句を言われたからこんなことを書いているわけではありません。笑
むしろ皆様本当に優しい方ばかりで、進んで席を譲り合ったり、新しいお客様が来たら席を空けてくださったり、いつも助かっています。

ラフターがなんとなくいつも温かい雰囲気になっているのは皆様のおかげだなと最近また痛感しております。

 

さて、そんなドリップコーヒーについてなのですが、よく耳にするのが、

「お店で飲んだ時はすごくおいしかったのに豆を買ってお家でコーヒーを淹れて飲んだらちょっと味が違った。」

というお声。

実際感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
理由はいくつか考えられますが、まず一つ目は「お店で出してるコーヒーと売ってる豆がちがう」。
これはあまりないのですが、全くないわけでもないです。焙煎してから経過している時間が違うものを出していたりすると当たり前ですが、そもそもものが違うので味が違ってきます。

そういう意味で二つ目「買ってから飲むまでに時間が経っている」。
前に買った豆が残っていて買ったのは最近でも飲むまでに時間が経ってしまっているパターンですね。これも多いんじゃないでしょうか。

そして三つ目が「淹れ方が違う」。
おそらく味が違うと感じた皆様が一番想像している理由がこれで、かつ実際多いのもこの理由によるところだと思います。
ただ僕は個人的にこれはそんな難しい技術の話ではないと思っています。

それは何かというと単純に分量を図るということ。

料理をするときにレシピを無視して目分量で作ったら当然同じ味にはならないし、何回作っても毎回違う味になりますよね。

料理の時には皆さん当たり前のようにこの理屈を理解しているのに、コーヒーを淹れる時にはつい疎かにして目分量でやってしまう方が結構多いです。

使うコーヒーの量と注ぐ水の量を測るだけで圧倒的に美味しく、さらに毎回安定した味になりますので是非意識して見てください。

ちなみにラフターでは1杯あたり15gのコーヒーで180ml淹れています。
細かいことを言うと淹れ方についてはもっと色々あるのですが、とりあえずこの分量を意識して見てください。また別の機会に細かく見せられたらいいなと思います。

ただ今回はここで終わりではなくて、僕が一番言いたいのは4つ目「人に淹れてもらうから美味い」。これです。

わざわざお店に行って割高のお金を払ってコーヒーを飲む理由ってこれしかないと思うんですよね。逆に言うと気持ちがこもってない時もなんとなくわかっちゃいますよね。

もちろん技術をおろそかにしていいと言う意味ではなくて、ラフターでも日々どうやったらより美味しくなるかと言うことは研究はしているものの、最終的には気持ちを込めると言うことが何より大事なことだと思って、そこだけはどこのお店にも負けないと自負しています。

なので今日も明日も気持ちを込めてドリップしていきます。