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横尾忠則現代美術館に行ってきました2022.10.11
こんにちは。矢野です。
今日も朝から午前中お店に入ってます。
午後からコーヒーの配達と別件のお仕事、夜は新しい仕事仲間になる方々と懇親会の予定です。秋になると仕事が増えて忙しくなるのですが、そのほうが体の調子は良くなりますね。ただ最近事務仕事を疎かにしているのでどこかで時間を作って一気にやってしまわねば。
今日は最近僕がいったアート巡りの話をしたいと思います。
お前は休みの日はそれしかしないのかという感じですが、本当にそれしかしてません。
アート巡り仲間絶賛募集中です。
さて、ここ最近で行ったやつは主にふたつ。
・横尾忠則現代美術館
・あいちトリエンナーレ
横尾忠則現代美術館は兵庫の灘駅から徒歩10分くらいのところにある美術館で、横尾忠則の作品を展示しているところなのですが、現在10周年記念展示で「横尾さんのパレット」という企画をしていて、それが面白そうだったんでそのためだけに灘まで行ってきました。
多分展示している作品は常設のものと一緒なんじゃないかと思うのですが、その展示の仕方が面白くて、年代とか作品の背景とかは全て無視して色合いだけで分けて展示しているんです。
こんな感じで。
かなり思い切った展示の仕方ですよね。
前にある作品の企画展に行ったんですが、その時に作品は一つ一つはいいのに展示の仕方が残念だなと思うことがあったので、今回は作品ももちろんですが、展示の仕方で企画としてすごく楽しめるものになっていて、改めて企画者の方の能力というかアイデアひとつでさらにいいものになるんだなと学びになりました。
何がすごいかって、こういう展示の仕方って思いついてもなかなか実行できないと思うんです。
おそらく企画者の方は作家についても作品についても美術展示というもの自体についても知識も経験も豊富で、ある意味そこにある常識とかこういう順番で並べないと気持ち悪いとか、作家への配慮とか色んなものを抱えています。来場者についても芸術について造詣の深い方からはもしかしたら批判もあるかもしれない。
そういうものを全て背負った上であえてこの選択ができるっていうところにすごく胸を打たれるものがあって、ふと自分に対して、4年くらいコーヒー業界でやってきて、それなりにコーヒーとはカフェとはこういうものだということは自分なりにわかってきた今、その常識をひっくり返して新しい挑戦ができるかと問うと、なかなか難しいし、すでに自動的にいろんな選択肢を取捨選択してしまっているような気がします。
僕の人生のテーマは「賛否の生まれる人になる。賛否の生まれるモノを作る。」なので、今一度自分に対して問えるようないい展示でした。まだやってると思うので気になる方はぜひ行ってみてください。
と真面目なことを書きながらニカラグア アナエロビックを飲んでいます。うまい。
和歌山イベントと2周年記念で準備した豆ですが、すでにお店では販売していますので、ぜひ試してみてください。
明日はあいちトリエンナーレについてレポします。
お楽しみに