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あいちトリエンナーレ行きました。2022.10.12

こんにちは。矢野です。

今朝は久しぶりに市販のスーパーに売っているコーヒー豆からコーヒーを淹れて飲んでみました。
普通に美味しいですね。びっくりです。今やコンビニコーヒーをはじめ安価に飲めるコーヒーのレベルはめちゃくちゃ上がっています。もちろん僕らが販売しているようなスペシャルティコーヒーと並べて飲んだらその差は歴然なのですが、もうこれで十分と思おうと思えば全然思えてしまう。そんな中でいかに僕たちの「高いコーヒー」に価値を感じていただくかということをこれからはさらに真剣に考えていかないといけないよなーと、いつも考えさせられます。

 

さて予告通り今日はあいちトリエンナーレの話。

あいちトリエンナーレはいわゆる愛知国際芸術祭というやつで施設とか街とかでいくつかのスポットに分かれて至るところでアートの展示とか企画とかをやっています。確か今週の月曜までとかだったのでもう終わってしまっていると思うのですが、前日に急遽誘ってもらって弾丸で愛知まで行ってきました。

詳しく作品一つ一つに言及しているとキリがないので全体の感想にしておきます。

まず僕は美術館によく行っているのですが、そこで開催されている企画とか展示とかってどうしても18世紀とか19世紀とかつまりもう亡くなられている教科書に載ってるような人の絵が多いです。

それに比べてこの芸術祭では今バリバリ活躍されている国内外の現代アーティストの方々の作品が展示されています。

そうすると当たり前ですが、時代の流れとともに作品の主流とか素材とか表現の仕方が移り変わっていることが顕著に感じ取れて面白い。映像とか音響とかVRとかを使用した作品もかなり多くて新しい出会いがすごく多かったです。

あと「何してんの?意味わからん。」というものがすごく多かったのも印象に残っているポイント。
アートの醍醐味ってここだと思ってるんですが、新しさと独創性がアートに必要で(確か有名なアーティストの人が言ってたような)鑑賞した人に綺麗だと思われてはいけないと。みたときには気持ち悪さだったり理解できないものを作らないと意味ない。

そういう意味ではいわゆる昔の絵は今となっては割と誰がみても「いい絵だな」「綺麗だな」「美しいな」と思えてしまうみてて気持ちいいものが多いような気がします。当時の新しさに時代が追いついてしまっているような。

なので今回現代アートの「意味わからん」を存分に堪能できて大満足でした。

 

今週末二条城でアートキョウト2022というイベントがあるみたいなんでなんとか調整していきたいなー