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ブレンドコーヒーに込める想い2023.02.26

こんにちは。矢野です。

先にお知らせです。
2月のシーズナルビーンズ、バレンタインブレンドが西陣店、賀茂川店の店頭、オンラインショップにて販売中です。
この期間だけの特別なコーヒーを是非チェックしてみてください。

バレンタインブレンド
https://laughter-coffee.com/product/product-5708/


今日も朝から雪が舞ってました。

今シーズンラストの雪かななんて思いながら眺めていました。
そういえば今朝賀茂川を通ってくる時いつもは土手の上の方を走るので横目で川を見ながらも、実際は俯瞰的に景色全てをなんとなく見てるんですが、今日はなんとなく土手の下の方を走ってみました。
すると川の水面がよく見えて、冬の朝の澄んだ空気と川の流れと風によってすごく綺麗に波紋が出ていてうっとりするくらい美しかったです。

たまにはいつもと違う道を通ったり、違う行動をしてみるのもいいなと思いました。

 

さて今日はなんだかんだ久しぶりに今朝のコーヒーはラフターブレンドを飲みました。
チャーリー深煎りとエチオピア浅煎りのブレンドでドリップコーヒーの注文では一番この豆が選ばれていると思います。このブレンドはお店を始めるときに一番最初に出来上がったブレンドでこの組み合わせを発見したときの衝撃は今でも忘れられません。

そもそもブレンドをどうやって作っているかというと、まず候補となるシングルオリジンのコーヒーを10種類くらいずらっと並べて、スプーンで例えばブラジルとコロンビアを1対1で手に持ってるコップの中に液体を移して混ぜて飲むという風にひたすら考えられるありとあらゆるパターンを試していくんです。

基本的に混ぜるコーヒーの数は2つか3つでさらに何体何で混ぜるかということも考慮しないといけないので組み合わせは無限。

頭でこの組み合わせは絶対うまいだろ!と思っても飲んでみるとあんまりだったりということはザラにあって、逆に意外な組み合わせが美味しかったりということもあるので苦しくも楽しい作業ですね。

そんな中最初に作るブレンドはいわばお店を背負うブレンド。
僕らが表現したいコーヒーを体現していないといけないし、そもそも美味しいものができるのかとそのときの僕らは経験不足でプレッシャーもありました。

今ではラフターブレンドを最初に飲んでもらうと、ここのコーヒーは甘くて飲みやすくて美味しいと言ってもらえるので、僕らが目指しているコーヒー1番に伝えてくれています。

こんなにもたくさんの想いを込めて僕はブレンドを作っているので、無難な味にしとけばいいとかでは一切なく、そのお店の持ってる思いや伝えたいことがそこに詰まっている気がして、他のお店に行っても結構ブレンドを頼みます。

みなさんもぜひいろんなことを想像しながらブレンドコーヒーを飲んでみてください。