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コーヒー豆を卸すだけが卸販売じゃない。2023.10.27

こんにちは。矢野です。

先にお知らせ。

シーズナルビーンズ「エルサルバドル ディビナ・プロヴィデンシア ナチュラル」販売中です。

ピーチやオレンジのような果実感、シュガーやシロップを思わせる甘味、そしてナチュラルとは思えないような後味のハーモニーの良さが特徴です。

各店舗、オンラインショップにて販売中ですのでぜひお試しください。
https://laughter-coffee.com/product/product-7833/


明日明後日は比叡山延暦寺で開催される秋祭りに出店します。
例年期間中は全日1000人以上が入山されるそうで延暦寺としても大きなイベントのようです。
紅葉の状況はまだわかりませんが、ドライブやツーリングにもいいでしょうし、この季節ならではのイベントをぜひ楽しんでください。
イベント時も各店舗通常通りオープンしておりますのでご安心ください。

 

最近ありがたいことにお店に卸させていただくことや何かとご相談いただく事が増えてきました。
コーヒー豆やコーヒー器具や機材など。

当たり前ですが、オープン当初はそんなご相談をいただくことなんてほぼありませんから年数が信用につながることもあるんだと実感しております。

ただじゃあその間何もせずじっと待っていたのかというとそういうわけではなく、どんな相談が来ても乗れるように勉強はたくさんしていました。

お店の規模だけ見ればうちは小さいのでスタッフも一人で回せるようにいろんなことを設計していますが、自分の店では全く使わないけれど40席くらいあるカフェならどういうオペレーションで回すべきかということとか、ハンドドリップじゃなくコーヒーマシンを使って提供するときはどういうふうにするべきかとか、いろんなパターンを想定して他のお店を見にいったり、考えたりしていました。

その結果今となってあらゆるパターンの相談に乗れるようになったのですが、そうなってたくさん話を聞いているうちにわかったことは、案外そこまでの相談に乗れるコーヒー屋さんがないってことです。

当たり前ですが、コーヒー屋さんは美味しいコーヒーを焙煎して販売するのが仕事なので、深煎りのコーヒーが欲しいですといえば、おすすめのやつを出してくれるし、こういう味がいいと言えばその味を作ることに関してはプロです。

でもカフェが抱えている問題というのはそう単純じゃない場合も多く、ほんとはハンドドリップしたいけどアルバイトの子でもすぐ出せるようにしたいし、繁忙期はやっている暇もない。でもコーヒーマシンはどういうのがいいかわからないし、それに合うコーヒー豆ってどんなのがいいんだろう。みたいな。

例えばこの悩みの場合、オペレーションの問題、マシンの問題、豆の問題と別々の問題が複数重なっているので、普通なら三つの専門家に相談しないいけないけど、そもそもそんな繋がりがない人の方が多いし、めんどくさいし、バラバラに答えられてもそれを組み合わせた時に正解なのかわからない。

でも実際その店で出すコーヒーを選ぶ時って裏側にはこれくらい悩みがあるんだと思うんですよね。
だから僕はそこの相談に全て乗れるようになりたいと思っています。
まだまだ勉強だ。

 

それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️