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昔と今の珈琲店の違い2023.10.28

こんにちは。矢野です。

先にお知らせ。

シーズナルビーンズ「エルサルバドル ディビナ・プロヴィデンシア ナチュラル」販売中です。

ピーチやオレンジのような果実感、シュガーやシロップを思わせる甘味、そしてナチュラルとは思えないような後味のハーモニーの良さが特徴です。

各店舗、オンラインショップにて販売中ですのでぜひお試しください。
https://laughter-coffee.com/product/product-7833/


今日と明日は比叡山延暦寺で秋祭に出店です。
このイベント限定の比叡山ブレンドと延暦寺ブレンドをご用意していますのでお楽しみに。
期間中各店舗通常通り営業しております。
イベント自体は11月の半ばくらいまでやっていますので紅葉シーズンにぜひ遊びにいってみてください。

 

この前大学生の論文のための取材に協力したのですが、その時に少しおもしろい質問をされました。
昔ながらの喫茶店と自分が営む現在のコーヒショップのスタイルで意識的に差別化しているところはありますか?(確かこんな感じ)という質問。

この時は結果的にスタイルは変わっていると思うけど意識的に昔と今という観点で差別化していることはないしそういう分け方でみたことはないです。とお答えしました。

コーヒーショップの歴史的には純喫茶と呼ばれるお店ができて、コーヒーチェーン店がたくさんできて、その後喫茶という着席してもらうことが常識だったところから席すらないコーヒースタンドというスタイルができるようになった。という感じだと思うのですが、この間にもずっといわゆる喫茶店スタイルのお店はでき続けているし、なんだかんだその形が今でも一番メジャーだと思います。

それにコーヒースタンドやスタイリッシュな内装のお店が増えてくると逆にレトロ喫茶ブームなんてものが来たりしていつの時代も流行りは繰り返されるということでしょうか。

そんな中であえて昔と今という捉え方で変わったことがあるとするなら、コーヒーそのものじゃないでしょうか。

これはもう言い切っちゃいますがコーヒー豆の品質ですね。
昔は日本に入ってくるコーヒー豆の質も良くはなかったですし、それこそスペシャルティコーヒーなんて概念もありませんでした。
今みたいにコーヒー豆の産地や品種など選択肢も多様ではなかったですし、浅煎りなんてものもなかった。

それがどんどん品質は向上していき日本が一大コーヒー消費国になったことによってどんどんいいコーヒー豆も日本に入ってくるようになって、コーヒーを産地や焙煎などによって味の違いを楽しむようにもなりました。

昔と今でコーヒーショップの形はそんなに変わらない気がしますが、コーヒーの楽しみ方や常識は大きく変わったのではないでしょうか。

そんなことを考えながら昔ながらの喫茶店と最近できた話題の珈琲店をいってみるといろんな発見があって面白いかもしれませんね。

 

それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️