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LaughterKAMOGAWAstandの奥にアートギャラリーができました。2023.11.09

こんにちは。矢野です。

先にお知らせ。

シーズナルビーンズ「エルサルバドル ディビナ・プロヴィデンシア ナチュラル」販売中です。

ピーチやオレンジのような果実感、シュガーやシロップを思わせる甘味、そしてナチュラルとは思えないような後味のハーモニーの良さが特徴です。

各店舗、オンラインショップにて販売中ですのでぜひお試しください。
https://laughter-coffee.com/product/product-7833/


今週末11月11日はQUESTIONで西陣フェスに出店します。
西陣のいろんな人気店とともにイベントしてますのでぜひ遊びに来てください。
各店舗も通常通り営業しております。

 

先週末から賀茂川店の奥の部屋がアートギャラリーになりました。
運営しているのはまた違う会社なので、Laughterとは直接関係はないのですが、お店の入り口は繋がっているので、コーヒーを注文した際の待ち時間やコーヒー片手にアートを眺めたりもできますので興味のある方はぜひ見るだけでも楽しんで頂ければと思います。
作品は主に芸大生や若手のアーティストが中心になるようです。

 

僕がアートが好きなことはこのブログを読んでくださっている方は知ってくださっていることだと思いますが、案外いわゆるアート作品を売るためのギャラリーにはそんなに行ったことがなくてですね。

先週末なんかはオープンし立てということもあってアーティストをこのギャラリーに斡旋しているキュレーターとアーティスト自身が入れ替わりで来場された方に作品の紹介なんかをしていました。

僕はその様子を何気なく見たり聞いたりしていたわけですが、、

ここで一旦話を変えて、
ブログでも言ったことあると思うんですが、美術館とかに行ったときに作品の隣に解説があるじゃないですか。あれって大抵の場合作者本人ではなく解説者の解説が「〜を表現しようとしたのではないだろうか」とか書いてあったりして、それって作者本人の意図とは違うかもしれないし僕はあんまり好きではなかったんですね。(具体的にそうなってしまったエピソードがあるのですが今日は本筋と違うので割愛します)

 

という前提のもと話を戻して、作者本人が絵の解説やいわゆるセールスをしているところを見て、僕はまた少し考えが変わりました。
結論から言うと「作者本人が過剰にまたは具体的に作品について解説をすると冷める」可能性があると言うこと。(決して個人を批判しているものでもギャラリーを批判しているものでもありません。たかが1アート好きの好みの問題です。)

例えばこれはビジネスに置き換えてもそうで、例えば単純に味とか雰囲気とか見た目とかが好きな商品、またはサービスがあったとして、その商品やサービスについてものすごく戦略とか買わせるための工夫とか裏側の狙いとか売り手の人から話されたらちょっとうっとなってしまうことありませんか。でもそれをその商品やサービスのことがとんでもなく好きなファンとか、1流のシェフとかが語っていたら、逆により良いなと思うみたいな。

あの感じに似てるんですよね。

特にアートとかってより感覚的な部分が大きい、または大きいものだとみんな思っているものなので、そこに対する具体的な計算が見えるとビジネスよりも冷めやすいのかなと。

前にゲスの極み乙女の川谷絵音(僕は曲がめちゃくちゃ好きなわけではないけど天才だと思っています)がそれは音楽のアーティストという意味ですが、「アーティストが音楽性とか売れるためにとか狙いがとか言ってたらそれはアーティストじゃなくてビジネスマンだ」と言っていて、僕はこの言葉を心底信じているので笑、こういうところからもあまりアーティスト本人が作品のすごく具体的なところまで解説するものではないのかもなと思うようになりました。

あんなに毛嫌いしていた解説者の解説文も必要なんですね。

 

それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️