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本当に弱くなったのか?2024.01.19
こんにちは。矢野です。
先にお知らせ。
シーズナルビーンズ「ブルンジ ブジラ」販売中です!
焙煎度合いは浅煎り。
アプリコットやクランベリーのような酸味と甘味のバランスが取れた果実感が特徴的で、後味にはちょっぴりワイニーな風味も感じられるナチュラルプロセスらしい味わいです。
淹れたての温度が高い時には少し酸味が強く感じられるかもしれませんが温度変化とともに複雑な果実感、甘みがどんどん溢れてくるのでその辺りもお楽しみください。
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つい先日とある打ち合わせがあってざっくばらんに色んな話をしていました。
その中で「最近の日本は〜」という話題が。
皆さんも日常の中で「日本が弱くなった。このままだとやばい。」といったニュアンスの話を耳にすることが多くなったのではないかと思います。
実際にそういう面はあると思います。
例えばタイのバンコクと東京でエンジニアの採用で取り合いになった時には条件面でバンコクに負けていい人材が確保できなかったなんて話を聞いたこともありますし、極端な例かもしれませんがニューヨークと東京では今や物価差はとんでもないことに。
りんごなんかも今日本に普通に出回っているものは2級品で1級品はほとんど海外に輸出されていたりもするみたいです。
京都もそこらじゅうの土地が中国人に買われているなんて話も有名です。
エンタメ業界もKPOPや韓流ドラマは世界中でムーブメントを起こしているのに日本は…なんてことも。
そして、GDPもついにドイツに抜かれて4位。
これだけ聞くともう世界と戦っていけない!というふうに思われて仕方ないところですが、この前インバウンドだか海外のマーケティング会社だかの社長さんが面白いコラムを書いていて、
戦うということは当然ハングリー精神がないといけないと。つまり伸び代がなければいけなくて、足らないものがないといけないんだけど、日本はいち早くそのレースをゴールしてしまってもう足りているからハングリー精神が生まれないのではないかという話でした。
それこそアメリカなんかは確かにニューヨークのウォール街なんかは平均所得5000万〜みたいな世界ですが、ふと高架下に目をやるとそこには大量のホームレスがいたり、圧倒的な格差社会になっています。それに比べ日本では仕事さえ選ばなければ基本的には誰だって仕事にありつくことができるし、コンビニでさえあのクオリティのご飯が食べられます。
エンタメだって韓国は国内市場が小さかったため海外で売ることを前提に頑張らなければいけなかったのであって、日本は国内市場が十分大きかったのでその必要がなかっただけ。
世界中でも女性が夜中に一人で何も気にせずに道を歩ける国はどれだけあるでしょうか。
もちろん問題はたくさんありますが、レースをゴールしてしまったからハングリー精神が生まれない説は僕は割としっくり来たというか。
そうやって考えると悪いことばかりじゃないし、いい面もたくさんあるし。
そもそもこんなに小さい島国にこれだけの人口がいて、こんなに経済発展してきたこと自体がすごいことであって、現状GDP4位、4位ってだめなんですか?という笑
まあ僕らも知らないような国家間の事情もあったりはするんでしょうが、改めて身の丈にあった自分たちの在り方、そんなものを考える時なのかもしれません。
と少し固い話になってしまいました。
それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️