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桜シーズンたくさんのご来店ありがとうございました!2024.04.15
こんにちは。矢野です。
先にお知らせ。
新しいシーズナルビーンズ「ロッソ ブラジル」販売中です!
焙煎度合いは浅煎り。
「ロッソ」とはイタリア語で「赤い」を意味する言葉で赤ワインのことをロッソと呼びます。
そんな名前がつけられたこのコーヒーは名前通り、非常にワイニーで甘い果実感が鼻腔からすうっと抜けていくと同時に程よいボディ感もあるまさに赤ワインと表現したくなる味わいです。
各店舗及びオンラインショップにて販売開始しております。
https://laughter-coffee.com/product/product-8263/
そして春季限定のラフターバーさくら味が販売中です。
ホワイトチョコを混ぜ込んだブラウニーに抹茶チョコのソースと桜の花びらに見立てたベリーチョコをトッピングしております。
コーヒーとも相性抜群ですのでぜひお試しください!(こちらの商品は店舗限定です。)
毎週日曜日更新のラフラジ第113回が公開されました。
https://anchor.fm/laughter8
今回はとんでもない人出だった桜シーズンの賀茂川店の話。今のメニューと回し方だと多分もうマックスの人数なんではないかと思うくらいの感じでした。オペレーションや提供方法を変えればもっとたくさんコーヒーを売ることができるのかもしれませんがそれはしたくない。そんな話です。ぜひ聞いてください。
ラジオの内容を一部話させていただきますと、提供方法を変えるとは具体的に何があるのかというと、これはこの期間だけ「ハンドドリップをやめる」という選択肢です。
ラフターでは通常のコーヒーを注文するとこのハンドドリップのコーヒーが提供されるわけですが、ハンドドリップとは言わずもがな1杯ずつ手で淹れます。
大体1杯淹れるのに1分20秒くらいで淹れています。これに注文を聞いて、豆を挽いて、お湯を細口ケトルに注いでとか前後の準備を入れるとどんだけ早くしても3分はかかると思います。
僕らがどんだけ頑張って早くやってもコーヒーを注いでる時間は早くできないのでハンドドリップで提供している限りこの3分〜5分という時間をこれ以上短縮することはできません。
なので何組もお並びいただいている状況でドリップコーヒーの注文が立て続けに入るとすぐ10分〜15分待ちになってしまうわけです。
これが例えばホットコーヒーを全てアメリカーノ(エスプレッソお湯割り)にすると1杯あたり1分〜2分短縮できると思います。さらにマシンで何杯も一気にコーヒーを作ってじゃんじゃん出していったらさらに多くのコーヒーを売ることができるでしょう。
この桜シーズンの週末というのは止めどなくお客さんが並んでいる状態が数時間続きますので回転率を上げれば上げるだけ単純に売り上げは上がります。
だから売り上げを第一に考えるなら提供方法をハンドドリップからアメリカーノ、もしくはマシン抽出に変えるべきなんです。
しかし、そうはしません。
それはやっぱり美味しいと言ってもらえるからです。
そんなに列になっていても並んで待ってくださって、飲み終わった後にコップを返しに来られるときには美味しかったと笑顔で言ってくださる方が本当に多いんです。
僕は飲食店に行って美味しいかったなと心の中で思っていても帰るときに「ありがとうございました。ご馳走様でした。」とは言ってもおいしかったですと伝えることってよっぽどのことがないとありません。
だからそれくらい感動してくださってる方がいるんだとここは素直に受け取っています。
それにきっとちょっと待たせてしまっても、その時は出せる杯数に限度があったとしても、美味しかった来てよかった待って良かったと思ってもらえることがまた次の来店につながって長く続く店になっていけるんだと信じています。
なのでハンドドリップを続けたいと思います。
それではおそらく昨日くらいで桜シーズンも終わりだと思いますのでまた今日から一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れていきたいと思います☕️