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京都近代美術館「没後100年 冨岡鉄斎」いってきました。2024.04.18
こんにちは。矢野です。
先にお知らせ。
新しいシーズナルビーンズ「ロッソ ブラジル」販売中です!
焙煎度合いは浅煎り。
「ロッソ」とはイタリア語で「赤い」を意味する言葉で赤ワインのことをロッソと呼びます。
そんな名前がつけられたこのコーヒーは名前通り、非常にワイニーで甘い果実感が鼻腔からすうっと抜けていくと同時に程よいボディ感もあるまさに赤ワインと表現したくなる味わいです。
各店舗及びオンラインショップにて販売開始しております。
https://laughter-coffee.com/product/product-8263/
そして春季限定のラフターバーさくら味が販売中です。
ホワイトチョコを混ぜ込んだブラウニーに抹茶チョコのソースと桜の花びらに見立てたベリーチョコをトッピングしております。
コーヒーとも相性抜群ですのでぜひお試しください!(こちらの商品は店舗限定です。)
この前のお休みに久しぶりに京都近代美術館に行ってきました。
近代美術館といえば京セラ美術館の向かいに立っている美術館です。
館自体はコンパクトですがなかなかアグレッシブな展示企画をよくやっている印象。一階にあるオープンテラスのカフェも人気で、僕もよくパスタを食べます。
そんな近代美術館に見に行ったのは「没後100年 冨岡鉄斎」です。
没後100年なので活躍していたの大正時代?ということになりますね。
もともとは文人であったらしく画家が本業ではなかったようですが、特に生前後期くらいからその才能が広く認められていって、画家としても超有名になったということらしい。
主には山水画を描いていて、いわゆる屏風とか襖に描かれているようああいったものです。
緑青の色の使い方が素晴らしくて、会場後半にある大きな大作は圧巻でした。
久しぶりに絵に吸い寄せられる感覚というか絵の前から動けなくなりました。
この大作に関しては会期の中で違う絵と入れ替わるようなのでそこも楽しみポイントですね。
冨岡鉄斎はそれ以外にも非常にいろんなものに精通していたようで、いい絵を描くためにはいろんな物を読んで、見て、吸収することが大切だと考えていて、全国津々浦々いろんなところへ旅に出ていたようです。
僕はもともとは洋画が好きだったんですが、ここ数年で行き過ぎて、大きな美術館で展示されるような作家のものは一通り見てしまって真新しいものがあまりなくて。
それに現代アートも原色が多用されたようなものが多かったり、奇をてらったものが多かったりでちょっと胃もたれしてきて、今の気分にはこういった古典的なものがしっくりくるなと。
特に山水画なんていうのは使われている色の数も少なければ余白も多い。
とにかくキャンバスの中を多色で埋め尽くすというような現代的な絵画とは真逆で、こういったところに日本的な美を感じることができて素晴らしいですよね。
まあおそらく向かいの京セラ美術館でやってるキュビズム展の方が人気なんでしょうが。笑
興味がある方はぜひいってみてください。
それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️