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最近読んだ小説2024.08.29

こんにちは。矢野です。

先にお知らせ。

店舗にて夏季限定メニュースタートしてます!

珈琲かき氷

ダルメシアンコーヒー(飲むコーヒーゼリー)

アフォガート

極みコーヒー牛乳

超美味しいのでぜひお試しください!

 

そしてシーズナルビーンズ「サン・フアン グァテマラ」販売中です!

焙煎度合いは深煎り

シーズナルビーンズとしては珍しく深煎り。
今年も残暑が厳しそうだということでアイスコーヒーにもぴったりなキレのある苦味、香ばしくも口当たりの良い味わいに仕上げております。
サン・フアン グァテマラと共に残暑厳しい中を切り抜けましょう!

各店舗およびオンラインショップにて販売中です。
https://laughter-coffee.com/product/product-8606/


今日は朝から雨です。
先週末くらいには火曜か水曜くらいに台風が来るという予報だったのがどんどん遅れて、今では土曜か日曜日に来るというふうに言われています。
なので前回のブログで木曜日の営業がどうなるか分からないと書きましたが、今週末の営業がおそらく変則的なことになると思われます。
今のところ店も心配なので外に出るのも危ないというほどではなければ店に来ようと思っているので一応開けてると思います。まあ誰も来ないでしょうが。笑
また決まり次第連絡しますが、もし何かの用事で外出しなければいけなくてたまたまお近くを通られる方がおられましたら是非雨宿りにでもお立ち寄りください。僕もかなりのんびりやっちゃってると思いますが。笑

 

そうそう、それで本来火曜か水曜に台風が来ると思ってたので外出はできないだろうからと暇潰しに小説を買ってたんです。

「殺戮にいたる病」

有名な小説なのでご存知の方も多いと思いますが、ざっくりとあらすじは猟奇的な連続殺人事件が3人の主人公「稔(犯人)」「雅子(母親)」「樋口(元刑事)」の視点から描かれています。なので犯人はあらかじめ分かっているし、何ならこの小説はエピローグから始まります。その中で稔がどのような心理状態で犯行に及んでいったのか、そして雅子は最近様子のおかしい息子を徐々に不審に思いながらも事件とは関係ないはずだと信じたい、樋口は退職したのち妻を亡くし生気なく日々を過ごしていた中でひょんなことから事件に関わり犯人探しに巻き込まれていく。
最初はバラバラに描かれている各主人公の物語が終盤に向かって一気に収束していく様は読んでいてハラハラしながら痛快で、ラストには驚きの結末が待っています。ここはあまり話してしまうとネタバレするので是非読んでからのお楽しみに。

ただ一つ注意は犯人視点の犯行描写や性描写がかなり歪にリアルに描かれているのでかなり読む方を選びます。途中で投げ出してしまった方も多いみたい。単純にグロいのもありますが、犯人の性癖というか思考が全く理解できない方にはかなり辛いかも。でも人間誰しもある種のフェチズムや変態性みたいなものは大なり小なり抱えていると思うのでそういう部分が過度に肥大化してしまったらこうなってしまう可能性もあるのではという危機感は共感するところもあるし、何よりこの部分はこの物語の根幹なので是非耐え抜いてラストまで読んでいただきたい。

ちなみにこの小説は1990年代に発行されたものですが今読んでも全く違和感ありません。むしろここで描かれている犯行に至る社会背景は現代の方が濃くなっているような気がするのでよりすんなりと受け入れられました。なので途中いやそこは携帯で連絡しろよ!と言いたくなる場面もありますが、そこは言わない約束で。

皆さんのおすすめもぜひ教えてください。

 

それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️