NEWS
2千円のTシャツと2万円のTシャツ2025.07.05
こんにちは。矢野です。
先にお知らせ。
シーズナルビーンズ「ケニア マリミラAB」が販売中です。
焙煎は浅煎り。
アプリコットやレッドカラントなどベリー系の甘酸っぱい爽やかでフローラルな酸味感と黒糖のような少しスパイス感のあるまったりとした甘味が特徴的です。
ケニア特有のトマト感も少し感じるものの、全体的なカップイメージとしては口当たりが良く上品な飲み心地で飲み手を選ばず召し上がっていただけると思います。
オンラインショップ及び各店舗にて販売中です。
https://laughter-coffee.com/product/product-8836/
夏限定メニューがスタートしています。
ダルメシアンコーヒー(飲むコーヒーゼリー)
アフォガート
極みコーヒー牛乳
去年も大人気だった夏季限定メニューたち。
早くも販売スタートしてますのでぜひこのちょっと暑くなってきた季節にひんやりしにきてください。
7月5日の今日はなんか巷では何やら陰謀論的なやつがあるらしいですね。
しょーもない。
陰謀論が生まれる背景とか過程とかには興味がありますが陰謀論自体にはなんの興味もありません。
皆さんもそんなしょーもないものに振り回されずに今日も機嫌良く過ごしましょうね。
さて、今日は店に来るまでの間にふとモノの価値について考えていました。
というのも僕は昨日ユニクロの2000円もしないTシャツを着てたんですが、今日は2、3万するセレクトショップで買ったTシャツを着ています。
ここには価格差が10倍以上あるわけですが機能としては全く変わりません。どちらもコットン100%の半袖Tシャツです。現実的なところでどこに価格差があるかというとまず大きいのは生産枚数。もちろん生産枚数が多くなれば一枚あたりのコストは抑えられますから、ここが一番大きいでしょう。次に高い方のTシャツは首元や袖口にクラッシュ加工がされていて、この加工は手作業で行われています。この手間賃ですね。
以上はモノの物質的な価値、つまりコスト的な部分での差なわけですが、購入してる僕たちからするとどうでしょうか。
例えばブランド物はわかりやすいですよね。これも品質だけ言ったら多分ユニクロと大差ありません。でもブランドのロゴが入ることによって100倍くらいの値段に跳ね上がっている。消費者はそのブランドを買っている。
つまりみんなTシャツを買ってるんじゃなくて承認欲求や自己証明欲とでも言いましょうか、つまり周りからの見られ方を買っている人が多いということだと思います。「これを買える、着れる、使える私」みたいなことです。
SNSの普及によってこの傾向はますます強くなっているように感じます。
じゃあ僕はなんで2、3万のTシャツを買ったのかというとデザインが格好良かったからでブランド物とかではありませんが、これも「より格好いい自分」になるために買ってるわけです。でも僕は2000円のもの買う時と2万円のものを買うときの気持ちの差はありません。欲しかったら買う。欲しくなかったら買わない。そこに値段とかブランドとかはあまり関係ありません。
囚われすぎてはいけませんがこの承認欲求や自己証明欲は僕含め誰にでも少なからず備わっている欲だと思いますが、これ自体がダメなのではなく要はそれを何で埋めようとするかが大事なのではないでしょうか。
この欲自体に嫌悪感を抱く人も少なくないと思いますがなぜそう思われているかというとそれはSNS(インスタやtiktok)の普及によって「見てくれ」によってそれを埋めようとしている人が増えてしまったり、目にする機会が多くなってしまったからだと思います。
この欲求をもっと自分の本質的な成長につなげられるところに生かせられたらそれはものすごいパワーを発揮します。
特に若い時は知識と経験に全ベットくらいでちょうどいいような気がしてます。
なんてことを考えながら自転車を漕いでました。
それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️