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余白の時間2025.07.12
こんにちは。矢野です。
先にお知らせ。
シーズナルビーンズ「ケニア マリミラAB」が販売中です。
焙煎は浅煎り。
アプリコットやレッドカラントなどベリー系の甘酸っぱい爽やかでフローラルな酸味感と黒糖のような少しスパイス感のあるまったりとした甘味が特徴的です。
ケニア特有のトマト感も少し感じるものの、全体的なカップイメージとしては口当たりが良く上品な飲み心地で飲み手を選ばず召し上がっていただけると思います。
オンラインショップ及び各店舗にて販売中です。
https://laughter-coffee.com/product/product-8836/
夏限定メニューがスタートしています。
ダルメシアンコーヒー(飲むコーヒーゼリー)
アフォガート
極みコーヒー牛乳
去年も大人気だった夏季限定メニューたち。
早くも販売スタートしてますのでぜひこのちょっと暑くなってきた季節にひんやりしにきてください。
今朝、家を出た瞬間に「あれ、今日はちょっと涼しいかも」と思いました。最近は朝からモワッとした空気に包まれることが多かったので、久しぶりに空気が軽い。蝉の声はしっかり聞こえてるのに、どこか風が通っているような感覚がありました。
体感的にも、心なしか身体が重くない。たったそれだけのことで「今日はいけるな」なんて思えるから、人間ってほんとに単純です。
こういう朝に、ふと「季節の移ろいに気づけるかどうか」って結構大事だなと思うんですよね。たとえば蝉の声ひとつとっても、毎年確実に聞いてるはずなのに、「気づく年」と「気づかない年」がある。
そして気づいた年の夏って、どこか印象に残る。つまりその時の心の余白とか、精神的な立ち位置が、季節の輪郭を浮かび上がらせてるんだろうなと。
忙しさや情報に埋もれてると、こういう小さな変化ってほんとに見えなくなるんですよね。気づいたら夏が終わってた、なんてこともある。
でもその一方で、ほんの少し立ち止まる余裕があるだけで、蝉の声や風の匂い、空の色にちゃんと気づける。そういう感覚を取り戻すことって、自分の調子を取り戻すことでもあるのかもしれません。
最近、仕事でもプライベートでも「何かのため」に生きてる感覚が強すぎて、純粋に「いまここにいる」ということを感じる機会が減っている気がします。
だからこそ、こういう日常のちょっとした“発見”を軽んじたくない。これは効率にも売上にも何の役にも立たないけど、でも確かに「生きてるな」って思える瞬間だったりする。
僕はよく「人生は山登りに似てる」なんて言いますが、こういう何気ない朝の空気にふと足を止められるのは、登ってばかりいないってことなのかもしれません。
ちょっと休憩して、周りの景色を眺める。焦って頂上を目指すばかりじゃなくて、たまにはベンチに座って風を感じてもいい。
夏の朝って、そういう余白を思い出させてくれるんですよね。
今日はそんな朝でした。
それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️