読書は旅行だ

記事の著者:龍平矢野
公開日:2026年8月28日
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こんにちは。矢野です。

今日は涼しいですね〜
昨日の晩から朝方にかけてものすごい雨でしたが大丈夫でしたか?
京都は久しぶりにかなり降ったなぁという感じでしたが、今全国各地で局所的な大雨が続いていますね。最近は降るとなったら冠水するくらい降るので、災害の中で一番と言っていいほど被害を出しているんじゃないでしょうか。雨だと油断せず警戒しないといけないですね。

さて、僕は最近も読書ライフを謳歌していて、今まだ読んでない本が3冊くらいあるのにさらに5冊買っちゃいました。笑
僕は本にお金を出すことには何の抵抗もないのですが、世の中的には本を読まない人が増えてますよね。意味がないとまで言い出す人もいます。
何でそんなことになってるんだろう。
大前提僕が本を読む理由は「好きだから」これに尽きる。本を読むという行為自体も好きだし、知識欲というですか、が僕は多分強い方なので物事を知るということも好き。そして本はもっぱら紙派。でも僕が読んでるのは基本哲学、文学なので周りから見ると背伸びしてるように見えるか、頑張って勉強してるように見えることもあるみたい。最近はあまりにも読みまくっているので流石に突き抜けて背伸びしてるなんて思われることは無くなったと思いますが、そもそも日本人の平均読書量は年12冊くらい、つまり月1冊と言われていますが、5〜6割が全く読まないと言われていて、逆に3%くらい月7冊以上という愛読家がいる。なので中央値を取ると半年一冊とかになるんじゃないでしょうか。その前提から考えると、本を読むということ自体がすでに多くの人にとって「頑張っている」「勉強している」という風に捉えられるのかもしれません。

とすれば逆にいうと半数の人が「勉強していない」とも言えそうです。
社会人になってからの勉強している人の割合が日本は先進国の中でも突出して低いというのはよく聞く話です。本を読むことだけが勉強ではないにしろ、読書は一番手頃な勉強の手段と言えますので、厳しい言い方をすると読書すらできない人で勉強してる人がいるというのは考えづらいですね。僕は20代半ばから習慣的に読書をしてますからしていないその他大勢の同世代と比べて物知り対決、または何かしらのテーマに沿って議論をしたとして負ける気は全くしません。(年収が高いとか低いとかはまた別ですよ。笑)

そこで本を読むことがなぜいいのか、そして紙の本がなおいいと思っている理由を話したいと思います。
まず反論として聞こえてきそうなのは「そもそも読書はコスパが悪い」というやつ。コスパやタイパが重視される現代では結論だけ知りたいという人は多いでしょう。
結論だけ知るというのは例えば「空は青い」ということだけ知ってるのと同じです。なぜ青いのか、どうやって青くなったのか、青いからどうなのか。知識を知識として持っているだけでは何の意味もありません。他の事象や自分の経験と結びついて初めて価値が生まれる。
検索する、要約だけ読むというのはこれに近いです。本を読んでいると結論に至るまでに遠回りをします。脱線をします。だから理解が深まります。
そしてネットの情報というのはどこかの誰かが書き込んだものです。エビデンスがはっきりしていないものも多い。その点本は大抵の場合その道の専門家が根拠を述べながら執筆してます。
情報の信用が全く違いますね。

次に最近ではKindleなど電子書籍が増えている中でなぜ紙がいいのか。まず僕は小難しいことを考えずにあの手触りとか積まれている景色とかビジュアルとしても好きというのが大きいのですが、あえて論理的に説明しましょう。
本と新聞、電子書籍とネットニュースは構造として似ていて、ちょっと上記の話に似てますが本または新聞を読んでいると元々欲しいと思っていた情報とは関係がなかったり、興味がなかった話題にも触れられます。そこで新しい発見があったりしますが、ネットニュースだとアルゴリズム等でそもそも関心のある話題しか目に触れなかったり、見出しを見てスキップしてしまうので偏ってしまいます。
そして本と電子書籍にも似た構造があって、本は確かに場所はとりますが、書店でも家でも本棚に並んでいる時、興味のない本のタイトルも嫌でも目に入ってきます。そこで思わず手に取ってしまうということがある。でも電子書籍の場合狙った本しか目に入らないということになりやすい。
今はただでさえSNS等でもアルゴリズムによって決まった情報や、自分にとって都合のいい情報や意見ばかりが目に入るようになり、確証バイアスがかかりやすくなっています。これではどんどん視野が狭くなってしまう。

このような状態を一番手っ取り早く手軽に抜け出せるのが読書だと思います。

本も読めば読むほど自分の思想が出来上がっていってしまって頭が凝り固まってしまうという側面もあります。ただそこにはある一定のエビデンスがあり、遠回りがある。
それがネット上の上部の知識、インフルエンサーの発言、AIの回答だけで自分の意見が正しいと思い込み視野が狭くなってしまうこととどちらが健全であり、豊かであるかというのは説明するまでもないですね。

僕はこの自分の思想というのはこれからの時代で非常に大事になってくると思っています。
前述したように多くの人が本を読みません。情報や知識、結果を得るまでの遠回りをしません。

これは旅行と同じです。ツアーで旅行に行くと確かに安心です。でも決まったルートを決まった時間で確実に回ります。それに比べ個人旅行は全て自分で考えないといけません。だから時間を無駄にしたり、遠回りをしたり、寄り道をしたりします。その代わりその旅行は自分だけの唯一無二のものになるんです。

つまり大多数の人たちがこれからAIやSNSによって同じ答えに誘導されていく中で、同じことをしていたら埋もれてしまうし、それはAIでいいじゃんってなっていくわけです。
その中でオリジナルの旅を経験して自分だけの確固たる思想を持った人間は確実に重宝されることだと思います。

だからみんな。本を読もう。

 

 

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