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コーヒー屋やそこで働く人たちの未来はどうなる!?2023.06.11

こんにちは。矢野です。

先にお知らせ。

シーズナルビーンズ「ボカ パプアニューギニア」絶賛販売中です!
浅煎り仕上げでマンダリンオレンジやブルーベリーのような甘味と酸味の中に大人なほろ苦さを感じるような果実感と柔らかな口当たりが特徴の癖になる美味しさです。

オンラインショップ及び各店舗にて販売しております。
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今日は朝から生憎の雨ですが、高校の時の同級生が結婚式を挙げると言うことで手土産用にドリップバッグを製作させてもらったものを取りに来てくれていて、ちょっとだけ近況などを話せました。

もう子供もいて立派にお父さんになっている姿を見て、こちらまで嬉しくなりました。
高校ぶりに会っていても変わらないなと思う反面中身は落ち着いているというかしっかり大人になっているというか、感慨深いですね。

自分の落ち着いてなさをよく知っているので、もうちょっと大人になりたいですね。笑
そのくせ無駄にいろんなことを経験して、擦れてしまっているというか。笑

そうそう、結婚式用のドリップバッグもそうですし、それ以外のイベントやちょっとしたお土産としてもある程度のまとまった量20個くらいからでも大丈夫ですが、そんな時はパッケージにオリジナルで文字とかを入れられるのでぜひお尋ねください。それによって値段が上がるとかもないのでご安心ください。
ただ納期に少しお時間をいただきますので余裕を持ってご依頼くださいね。

 

さて、この前はコーヒーの2050年問題として生産地の話をしましたが、今日は少しお店側の話や働いてる人の話をしましょう。

2020年くらいには確か世界で消費されるコーヒーの量が100億トン前後くらいになっていたはずですが(間違っていたらごめんなさい)この数字は今なお伸び続けていますし、今中国などで流行の兆しを見せているようなので、まだまだ世界的なコーヒーブームは続きそうです。

2、3年前に聞いた話によるとちょっと前まで中国はやっぱりお茶の国なのでコーヒーというものはあまり流行っていなかったのだそう。そんな中中国のちょっとお金持ちの子達が日本に留学に来出して、日本にいる間にコーヒーの味をしり、本国に帰っていくと。すると中国にはコーヒーがなくて飲めないというようなところから徐々にコーヒー店ができるようになっていったと。

これは一部の話かもしれませんが、聞いた当時はなるほどそうやって新しい文化が根付いていくのかと思ったのを覚えています。

ただコーヒー屋にとってじゃあこれからもコーヒーは流行っていくから安泰だという話ではありません。
この前も話したように消費量に対して生産量は右肩下がりに下がっていくという予測が当たってしまうと当然コーヒー豆の取り合いが起こって、大規模なコーヒーチェーンや直接コーヒー農園と繋がりを持つ一部の人気コーヒー店にしか行き渡らないということは大いに考えられます。

こうなると消費者も他人事ではなく、コーヒーチェーン店が提供する画一的なコーヒー(批判しているわけではないですよ。僕もめちゃくちゃ行きます。)しか飲めなくなったり、そもそも値段が上がりすぎて一部のお金持ちしか飲めなくなったり。なんにせよ選択肢は大幅に狭くなるでしょう。

そんな時コーヒー屋はどうするんだ、僕らはどうするんだということは常々考えています。

 

一方悪い話ばかりでもなく、この前イタリアだったかフランスだったかでバリスタの給料がホワイトカラーの給料を超えたというニュースがありました。我々コーヒーマンからしたらすごく嬉しい知らせですが、この時はホワイトカラーの人たちがそれに怒っているという内容でした。笑

AIや自動化が進むとブルーカラーの人たち、つまり手を動かして働いている人たちの仕事がなくなるという風に言われていましたが、これが案外その人たちの仕事は粘っていて、逆ホワイトカラーの仕事を奪っていきそうな雰囲気が出てきています。

現にGoogleや、ツイッターなど巨大企業では大規模なレイオフが続いています。これはまだまだ続くでしょう。

そんな中でロースターやバリスタの給料が上がって、人気の高い職業になったらすごく嬉しいし、かっこいいと思ってもらえるように頑張りたいですね。

と今日はかなり真面目な話になりましたが、コーヒー屋はコーヒーを美味しく淹れることだけ考えとけばいいんだということではないということですね。

 

それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️