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チャーリー農園のコーヒーを買い続ける理由2024.08.30

こんにちは。矢野です。

先にお知らせ。

店舗にて夏季限定メニュースタートしてます!

珈琲かき氷

ダルメシアンコーヒー(飲むコーヒーゼリー)

アフォガート

極みコーヒー牛乳

超美味しいのでぜひお試しください!

 

そしてシーズナルビーンズ「サン・フアン グァテマラ」販売中です!

焙煎度合いは深煎り

シーズナルビーンズとしては珍しく深煎り。
今年も残暑が厳しそうだということでアイスコーヒーにもぴったりなキレのある苦味、香ばしくも口当たりの良い味わいに仕上げております。
サン・フアン グァテマラと共に残暑厳しい中を切り抜けましょう!

各店舗およびオンラインショップにて販売中です。
https://laughter-coffee.com/product/product-8606/


全国各地で台風の被害が出ていますが、京都は嵐の前の静けさのような不気味な天気が続いています。予報を見る限りでは関西に来る頃には風よりも雨が深刻だと言われているようで、よほどのことがない限り店には来ようと思っています。
これだけ一部深刻な被害状況が報道され、備に対して警告がされていると当日の状況関係なく外出しない方が多いと思うので店を開けたところでどれだけお客さんが来られるかわかりませんが、どちらかと言うと雨宿りできるように開けておくというくらいの気持ちでいようと思いますので、僕も本でも読みながら台風から店を守ります。
休業になる際にはSNS等で連絡しますのでご来店を予定される場合には事前にチェックのほどよろしくお願いします。

 

今絶賛今年度のチャーリー農園のコーヒー豆の輸入手続き中なのですが、金額がとんでもないことになっています。
豆自体も最初に買い付けをした時、今から約6年前と比べると1.5倍ほどになっていてやばいのですが、輸送費が前回との比較で約2倍になっています。
これはタイバーツ計算ですので、ここにさらに円安がのしかかってきます。これは本当に深刻です。
これは誰が悪いわけでもなくそれだけタイの経済成長が目覚ましいということと、日本がいかに成長していないかということが浮き彫りになっている結果です。

チャーリー農園は僕たちがこの仕事を始めるきっかけになった農園でいわばアイデンティティ。チャーリー農園との取引をやめるという選択肢は今のところありませんが、今後このインフレが同じ度合いで進んでいくとしたらどこかで買い付け金額が売り上げを上回って立ち行かなくなる未来はもう見えています。

本来ダイレクトトレードでコーヒー豆を農園から直接買い付けると間に商社などを挟まないので、その分金銭的メリットがありさらに農園の様子も知ることができより良いコーヒー豆を仕入れられる。その代わり大抵の場合1度に1年分の金額を払わなければいけなかったり、何か不手際がありうまく輸入できなかったときに豆とお金がパーになるというようなリスクを抱えています。

しかし正直な話現在のチャーリー農園との取引では僕たちが購入している金額というのは同じ金額を出せばかなりいい豆が他から買えるものであり(チャーリー農園のコーヒーは他の商社等では買えませんが)そういう意味では金銭的なメリットはゼロです。つまりリスクだけを抱えている状態。では何でそんな状態でも取引を続けているのかというと、それは単にチャーリーたちが好きで、チャーリーたちの作るコーヒーが好きだからです。
だから今後どれだけ少量しか買えなくなったとしても買える限りは買い続けようと思っています。

皆様もぜひそんな想いがこもっているコーヒーなんだと想像しながら飲んでみてください。きっと味の感じ方はより深く素晴らしく感じてもらえるはずです。


初めてチャーリーと出会った際の写真

 

それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️