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今日は葵祭!!賀茂川店の前からコーヒー片手に楽しみましょう。2025.05.15

こんにちは。矢野です。

先にお知らせ。

シーズナルビーンズ「ケニア マリミラAB」が販売中です。

焙煎は浅煎り。
アプリコットやレッドカラントなどベリー系の甘酸っぱい爽やかでフローラルな酸味感と黒糖のような少しスパイス感のあるまったりとした甘味が特徴的です。
ケニア特有のトマト感も少し感じるものの、全体的なカップイメージとしては口当たりが良く上品な飲み心地で飲み手を選ばず召し上がっていただけると思います。

オンラインショップ及び各店舗にて販売中です。
https://laughter-coffee.com/product/product-8836/

 

夏限定メニューがスタートしています。

ダルメシアンコーヒー(飲むコーヒーゼリー)

アフォガート

極みコーヒー牛乳

去年も大人気だった夏季限定メニューたち。
早くも販売スタートしてますのでぜひこのちょっと暑くなってきたこの季節にひんやりしにきてください。


今日は京都では葵祭です!!
賀茂川店は目の前を行列が巡行するので超混雑するのですが、大体14時過ぎくらいに通るのでその前後1時間くらいが信じられないくらいお客さんが来るんですね。ただ実際行列が通ってる間はみなさんそちらのご覧になられるのでお客さんがパタっと止まります。なので毎年その時間は一人で店内の椅子に腰掛けてコーヒー飲みながらその様子を眺めるというかなり贅沢な過ごし方をしています。
今年はまた天気も良さそうなのですごい人なんでしょうね。頑張ります!

 

さて昨日は母校のVRを活用した挑戦的な授業取り組みに対する評価委員のお仕事を少しさせてもらいました。実は昨年度に続き2年目。(なぜ僕なのか僕もわからない。笑)
今年はオンラインで話しながらコメントするという形式でお相手の職員さんもよくよく知っている方なので楽しく脱線しながら色々お話しさせてもらいました。楽しかったです。

そして最近はいただいた本やおすすめしてもらった本などとにかく本を買いまくっていて、読むスピードになかなか追いつかないので空いてる時間はずっと読書してます。笑

本はもっぱら紙派。あの手触り感が本当に好きなんですよね。これはわかる方も多いのでは無いでしょうか。どんな本を読んでるかというとまあちょっと小難しい本ばかり読んでいます。仏教、神話などの宗教のものから、ヒューマニズムや自然、そういったものを取り入れ実践されてる経営のもの、そして日本文化、精神性みたいなものやアートや美が脳にどのような影響を与えるかというようなサイエンスでアカデミックなものなど。

なんでこんな本ばかり読んでるかというとですね、まあこの6、7年コーヒーという仕事をしてきて、その中での気付きみたいなものはすごく多かったんですよね。誰か忘れましたが偉人の言葉に「多くの女性を愛したものより、一人の女性を長く深く愛したものの方が女性というものをより知っているものだ」みたいな言葉があるのですが、これは本当にこの通りだと僕は思っていて、それは女性に限らず全てに言えることだと思っています。

商品としてはコーヒーを扱っているんだけどそれだけじゃない様々気づきを僕にもたらしてくれた中で、ふとここからのまた5年、10年はどのようにしていくべきなのかと考えるようになります。
そしてこの問いに応えるためにはまず自分自身の内なる声に耳をすませる必要があり、ここ1、2ヶ月くらいは改めて自分の思想や哲学を明確にしどのような人生を送りたいのかということに立ち返っていました。

この時間は非常に豊かだったものの次はそれをどうやって形にしていこうかということでこのような小難しい本ばかり読んでいる毎日です。

今世の中には情報が溢れすぎていて、それは便利である反面時に自分を見失ってしまいがちです。
このような社会の中では本来答えは各々の自分の中にあるはずのものが自分の外にあると思ってしまうことがあるようです。
例えば僕はコーヒー屋をしてますがオープン当初からすごく多いのは、店の中から外を眺めていると、店の前にあるメニューと睨めっこしているお客さんがいます。自分で言うのもなんですがうちはコーヒー専門店なので悩むほどメニューはありません。どう見てもコーヒーしかなのですから。

なのに3分ほどメニューを見たと思ったら次は携帯と睨めっこを始めます。おそらくGoogleレビューやインスタを見ているのでしょう。そしてようやく入ってくる方もいれば止める方もいます。

この一連の行動は特に若い世代の方に多いですが、非常に現代を象徴しているように思えます。

みんな自分の判断に自信がないのでしょう。SNSなどの発達により他人の評価がより目につくようになり参考にすることが増えました。それと同時に「失敗したくない」という思いが非常に強いように思います。ただ本来はものの良し悪しは人に決めてもらうのではなく自分で決めるものであり、「ここはよかった、ここは自分には合わなかった」という経験を重ねることによって自分というものを形作っていくのだと思いますが、ある意味失敗せずに歩みやすいようになってしまったせいで、自分というものがあるようでない状態のまま就活などをしてしまい、会社が合わなかったとすぐに辞めてしまうというようなことに繋がるのではないでしょうか。

まあまだ就職の1回や2回なら良いですが、これが人生の終盤まで来た時に気づくようではもう取り返しがつきません。

ただ今の市場経済の仕組みではこのような状態にあることも踏まえた上でいかに「儲けるか」という風に社会は動いているのでその渦中にいるとなかなかその危険性に気づくこともできないのが現状で、さらに本当に今後どうなっていくのかというのは僕にも全く検討がつかないのであまり強くいうこともできないというの現実です。

ただ一つ言えることは未来を正確に見通すことはできませんがその時々で後悔のない選択をしていくしかないということで、「失敗に責任を持てない人に成功を手にする権利はない」ということではないでしょうか。

 

それでは本日も美味しいコーヒーと共にお待ちしております☕️