雨の日に「やりたいこと」を仕事にするってどういうことか考えてみた

Article author: 龍平矢野
Article published at: Oct 26, 2026
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こんにちは。矢野です。

今日はしっかり雨。
こんな日は深煎りのコーヒーが飲みたくなる。ところですが、なんだか昨日から胃の調子があまり良くなくて、コーヒーは控えめにしております。最近何かとバタバタとしてまして、ストレスのかかる日々を過ごしていたのでちょっと無理が来てしまったか。心当たりが多すぎてもうわかりません。笑
大人の皆さんは多かれ少なかれそんな毎日だと思いますが、頑張っていきましょう。

さて早いものでもう10月も終わろうとしています。
早く動くお仕事をされている方はもうクリスマスやお正月の準備に入ってらっしゃるところもありそうですね。
気づけば年末年始になってて、今年はこうだったなー、来年はこうしたいなー、なんて言ってるかもしれません。

昨日とあるお友達と珍しく長電話をしてたんですが、「やりたいこと」ってどうやって形にしていくのが正解なんでしょうか。
これにはいろんな形があって、いろんな考えがあって、いろんな結果があると思うので、一概にこれが正解というものはないと思うのですが、僕の経験談を踏まえて少し考えてみようと思います。

まずなんと言ってもやりたいことをやるために一番に考えなければいけないことは「生活を担保すること」だと思います。
「やりたいこと」と「生活を担保すること」の両立を考えた時にできる方法としては大きく二つ。

・「やりたいこと」=仕事にする
・「やりたいこと」=仕事にしない

ここでいう仕事というのはそのものにおいて生活費を稼ぐという意味です。

もちろんやりたいことが仕事にできたら最高です。なんですが、多くの場合そうはなりにくい。
自分がやりたいことって人から求められてることとは違うことが多いからです。アーティストとかが分かりやすい。多くのアーティストが売れるまでは自分の本当に好きな音楽を作っていません。少なからず売れるように大衆に迎合しています。
例えば今や誰もが知るKing Gnu。King Gnuも最初は全然売れてませんでした。彼らの音楽性や技術が素晴らしいのは昔から変わらないのに売れなかった。そんな中で「日本では明確なサビがないと売れない」という助言を聞き、それを反映して作った曲が代表曲である「白日」です。この白日が大当たりしたことによりKing Gnuの名前は一気に全国に広まり、その後には自分たちの作りたい曲を作るようになります。最近の曲とは一般的に見るとよくわからんってものも多いと思います。
売れたのでこの話は美談ですが、ここまで売れず、本来のやりたいものに戻すこともできない程度にしか売れないかった場合どうでしょうか。

音楽というやりたいものをやっているはずなのに、それで飯を食うために本来作りたい曲ではないものを作り続けないといけない。これはかなり苦痛だと思います。

しかし「仕事」というものを考えるとそれは当然です。仕事とは誰かの困り事や欲しいという感情に合うものを提供して対価を得ることです。普通に考えて何者でもない僕たちの独りよがりな「やりたいこと」にお金を出してくれる人なんていません。

そこでもう一つの選択肢、やりたいことを仕事にせず、別の仕事で収入を得ながら、隙間時間でやりたいことをする。これが多くの人が結果的にたどり着く現実なラインではないでしょうか。

僕は立場的によく知り合いから起業とか独立とか、いわゆるやりたいことで飯を食うことに対しての相談を受けることが多いのですが、やりたいこととは別の部分で収入を得られる環境を整えることをおすすめしています。

多くの場合、先ほども言ったようにやりたいことで飯を食おうとすると、早い段階で売れなきゃ意味ないことに気づきます。そこで本来のやりたいことを捻じ曲げてでも売りにいきます。これで売れればいい方なんですが、売れたとしてもどんどん売れる方向に変えていって気づけば何がやりたくて始めたんだっけ?とかこんなことがやりたくて始めたんじゃない!となります。

だからやりたいことが出てきて、それを仕事にしたいと思ったら、まずはそれが第三者から求められているものなのか?をまずは問いかけることが大事です。
もしそうならそれ自体を仕事にできる可能性があります。
もしそうじゃなくても諦める必要はありません。でもまだ何者でもない今の段階で始めるべきことではないので、まずは別で収入を得ながら活動を続ける。何年かかるかわからないけど、ずっと続けていれば必ず誰かに見つかります。
そしたらそれが仕事になるかもしれない。

僕はコーヒーの仕事をしています。
もちろん今となってはコーヒーは大好きです。でも始めた時、コーヒーに出会った時はまだ好きではありませんでした。大学生だった僕に必要だったものは「熱中できる何か」であってそれは必ずしもコーヒーではなかった。けれどコーヒーと出会いこれが仕事になる可能性を秘めていたのであまり深く考えずに若さというエネルギーで突っ走りました。その後どんどんコーヒーを好きになりました。

でも今でも経営者の僕の仕事の大半はコーヒー自体にはありません。コーヒー自体のことに関しては三輪がやってくれていて、僕個人としては大半の時間を会社のこと、数字のこと、スタッフのことに費やしています。
仮にこれを読んでいるあなたがコーヒーが大好きで将来珈琲屋になりたいと考えていたとしたら、僕は一回止めるかもしれない。だって珈琲屋になったらコーヒーよりお金のこと考えてる時間の方が長くなるから。絶対。

コーヒーだけで売り上げを立てるのってめちゃくちゃ難しいです。
だって数百円のコーヒーを1日に何杯売らなきゃいけないんだって、手計算してみてもやばいでしょ。
そうするとスイーツを出さなきゃいけない、ランチをやらなきゃいけないとなってくるんですよ。もうこの時点で本当にコーヒーが大好きでコーヒー屋になりたかった人は辛いと思います。
でもそれをしないと生きていけない。それをしても生きていけるかわからない。
毎日、毎月、売り上げを計算して一喜一憂。
気づけばずっとお金のことを考えてる。

だったら平日は会社員として働いて、休みの日にマルシェとかに出店した方がのびのび楽しめる。

ここまで聞いて怯んでしまった人はやらない方がいいと思います。
でもこれを聞いても尚やりたい気持ちが勝る人は絶対やった方がいいとも思います。

人生は一度きり。
あっという間に終わります。明日交通事故で死ぬ可能性だってある。
珈琲屋を始めるのなんてその辺の居抜きの物件を借りれば300〜500万くらいあれば始められます。これくらいの金額だったら20代頑張って働けば貯められるし、今すぐ始めたければ公庫とか地銀なら貸してもらえます。
始めようと思えば今すぐ始められる。

迷ってる暇はないですよ。

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