こんにちは。矢野です。
私も今年30歳になりまして、まだまだ若手ではあるものの、今まではどこに行っても割と最年少という感じだったのが、ちょこちょこと下の世代が出てきまして(コーヒー店に関しても3年前くらいに京都では最若手の一つだったのがとうとう年下が開業したよという話を聞いたので今ではかなりの数いらっしゃるのではないでしょうか)、あまり若者ヅラできない場面も増えてきました。
それこそ今年4年目となる京都橘大学でのカフェプロジェクトや、僕が経営する別系列のカフェCØでも今月から龍谷大学とテンプル大学とともに新しいプロジェクトがスタートしたりと学生との接点も年々増えていますし。
そしてやはり何と言っても実感するのが店に立っている時で、僕がLaughter西陣店を開業したのが24歳の時なので、まあ言ってもその当時見るからに自分より年下が来店することってほとんどなかったのが、今ではパッと見で若い子がきたなと思うくらいになってしまいました。知らぬ間に。
そういえば最近はアルバイトのスタッフに間違われることも無くなったな。
てなことを今朝店に向かってる道中考えていたらですね、ふと今の自分が22歳で起業した自分、もしくは24歳で店を開業した自分を見た時どう思うかなーと思ったんですね。
ただ当時と今では少し時代が違うじゃないですか。
僕が起業した約10年前ってちょうど第何次かの学生起業ブームみたいになってたんですよ。
各大学こぞって起業家の排出数を競ってたし、新聞にも特集組まれたりしてましたし。
僕は別にブームに乗ってというわけではなく、むしろ起業なんてする気元々全くなかったんですが、タイのコーヒーと出会ったしまったんでしょうがなくという感じだったんですが。笑
まあそんなこんなで当時は学生起業家同士の交流会を近畿産業局が主催して行ったりもしてましたね。今もあるのかないのかは知らないですが、周りは高学歴の学生ばかりでみんなこぞってwebサービス系でして、その中でタイからコーヒー豆を輸入しますなんていう訳わからん事言ってる奴が混ざってるみたいな。笑
みんないかにもなジャケットスタイルで頭の良さそうな人たちばかりでしたね。みんなどうしてるのだろうか。続けているのだろうか。
今思えばあの時っていわゆる金余りみたいなのが起きててお金を貸すところを増やしたかったんじゃないですかね。それで意識高い学生を焚き付けてたような気がします。
別に善悪で測れる物でもないし、実際やりたいという意思を持った学生がいて、そこに挑戦の機会を与えることができるのだとしたらその先は失敗しようがなんだろうがその人の責任なんで、失敗しても大人が焚き付けたからだなんてことは考えなくても良いともいますが、背景としてはそういうものがあったんじゃないかと。
それで話を戻して今どう思うかって事なんですが、やっぱり動機によるかなっていうのが一番ですね。
例えばさっき話したwebサービス系の起業が多かった話や現在だとSNSの運用代行、ショート動画制作、そして以前としてHP制作等が学生起業の内容としては多いという話を聞きます。
これがなんでそうなってるのかっていうと、もちろん例外はあれど大半が「今儲かるから」なんですよね。
考え方としては間違ってないと思いますし、実際結構儲けてウハウハの学生もいるみたいですよ。
ただあまり時流に乗りすぎてる商売の場合必ず廃ります。そして競合は日に日に増えます。そしてこれはどんな商売でもそうですが、必ずどこかで苦しい瞬間がやってきます。
それは最初かもしれないし、5年後、10年後かもしれない。
でも必ずやってきます。
その時「儲けたい」という動機だけで果たして乗り切れるかというと僕は無理だと思っています。
起業から数年間での廃業率が異常に高いのもそういうことがあるんじゃないでしょうか。
基本3年くらい儲からないのは当たり前の中でその期間アルバイトしてでも耐えようとするには異常な情熱が必要です。儲けることを目的として始めた場合儲からなかった時、または儲からなくなってきた時すぐ辞めてしまう。
別に続けることだけが美徳でもないのでスパッと辞めちゃっても良いと思いますが、とりあえずなんでそれをやりたいのかをすごく聞くと思いますね。
僕も今でも毎日自問自答してますよ。